血圧と動脈硬化の関係とは?

血圧と高血圧

 

血圧とは、心臓は体中に血液を送り込むために常に圧力をかけながら血液を押し出しており、 この血液が内側から血管壁に及ぼす圧力のことを言います。

 

血圧が十分にないと全身に血液を循環させることができないが、 強すぎると血管自体を傷つけてしまいますが、 高血圧とは、この圧力が基準値よりも高くなった状態を言います。

 

血圧を決めるうえで心臓が送り出す「血液量」(心拍出量)と同様に大切なのが、 「血管の抵抗」で、 血管の抵抗は血管の弾力と血管の内腔の広さで決まります。

 

つまり、血管が弾力をなく したり内腔が狭くなると血圧が高くなります。

 

高血圧と動脈硬化

 

高血圧とは、慢性的に血圧が高い状態が続くことですが、運動時のようにたくさんのエネルギーが必要な時には酸素や栄養がより必要になるので 自然に心拍数が上がって心拍出量が増え、抹消血管は収縮し血圧は上がしますが、しばらくすると 正常値に戻ります。

 

このような自然の血圧変動とは無関係に慢性的に血圧が高い状態が続くことがあり、 これが「高血圧」という病気です。

 

慢性的に血圧が高くなる原因としては、動脈はもともとしなやかな弾性を持っていますが、 強い圧力を受け続けることで動脈壁が傷つき、硬いゴムホースのようになって しまいます。これが「動脈硬化」です。

 

<動脈硬化は血圧を高める危険な病気>

 

動脈硬化が進むほど血液が流れにくくなり血圧が高くなり、血圧が高くなると動脈硬化も進むという悪循環になります。

 

動脈硬化は年齢とともに進むので、中高年になると血圧の高い人が多くなります。

 

動脈の内壁に酸化したコレステロールが蓄積される「粥状硬化」は、 比較的太い動脈に起こり、脳梗塞や心筋梗塞の原因になります。

 

血圧を決める因子は、心拍出量と抹消血管の抵抗が最も大きなものですが、 「動脈硬化」はこの抹消血管の抵抗を極度に高める危険な病気なのです。